スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

不眠は万病のもと!

 最近、不眠を訴えて来院される方が、結構多いです。

 たかが、不眠で他の科より少し敷居が高いかもしれない心療内科を受診するとはと、思われてイル方もいるかもしれません。


 しかし、不眠ごときと侮ってはいけません!


 まさに、不眠は万病のもとです。

 例えば、不眠になると、高血圧症、高脂血症、糖尿病などの生活習慣病やうつ病など精神疾患を引き起こしやすくなります。

 逆に、不眠が改善すると、血圧が低下したり、血糖値が改善したりします。

 不眠の診断でまず重要なことは、最近ストレスを感じるようなことがあるかどうかです。

 次に、生活習慣病やうつ病などの心身の基礎疾患があるかかどうかを見ていきます。

 また、むずむず足症候群睡眠時無呼吸症候群など特殊な睡眠障害がないかということも診断には大切です。






 
スポンサーサイト

睡眠薬は本当に恐ろしい薬か?

 不眠の患者さんには、私は「不眠で悩んでおられるなら睡眠薬を出しましょうか?」と気軽に聞きます。

 例えば、うつ病が不眠の原因であれば、うつ病の治療によって不眠を改善するのが原則です。しかし、とりあえず、睡眠薬によって不眠が幾分でも改善すれば、気分が少しでも楽になるのではないかと思ったりもします。


 このような治療場面で睡眠薬に強い抵抗がある人が多い事を実感します。インターネットなどで睡眠薬は依存性があると書いてあったから怖いとか、睡眠薬で自殺するテレビドラマを想起する人も多いようです。

 そのような人には、「最近の睡眠薬(ベンゾジアゼピン系)は、安全で山盛り飲んでも死ねません。」
あるいは、「お酒で寝るよりは睡眠薬の方がよっぽど安全です。アルコールは、れっきとした薬物で使い方を間違えれば大変危険で、危険性は睡眠薬の比ではありません。依存性も睡眠薬よりずっと強いのですよ。」と言うと唖然とした顔をされることが多いのです。


 実はわたしも若干不眠症気味で睡眠薬を飲んでいます。メタボリックシンドロームなので(改善しようともっか努力中ですが)、それを不眠によって悪化させるよりは少しでも良質な睡眠を取れるほうがよいと割りきっているからです。

不眠と生活習慣病の関係

 日本人の5人に1人は、不眠に悩んでいるといわれます。

 この頃、生活習慣病という言葉はよく耳にすると思いますが、これは高血圧症、糖尿病、高脂血症などのことをいいます。これらの病気は、肥満とも密接な関係にあり、その意味でメタボリックシンドロームとほぼ同義語といえます。生活習慣病は、脳卒中や心筋梗塞を起こしやすく、生活習慣病で亡くなる方は日本人の3人に2人を占めるといわれています。

 生活習慣病と、睡眠が密接な関係があることが、近年注目されています。例えば、高血圧症や糖尿病の2人に1人が不眠症であるといわれています。

 また、高血圧症や糖尿病では、不眠を睡眠薬などを用いて改善すれば高血圧症や糖尿病も改善することがわかっています。


 睡眠に、不安がある人は一度専門医に相談していただくといいかと思います。

 
プロフィール

中尾純治

Author:中尾純治
大阪府、高槻市の心療内科・精神科のなかおクリニックの院長です。暇な時間帯は、横になって音楽を聞いて過ごす(うたた寝?)のが日課になっています。患者さんに「先生はどのように過ごして、ストレスを管理していますか?」とよく質問されますが、これが私のストレス対処法です。詳しくは、このブログをみてください。

最新記事
カテゴリ
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
FC2カウンター
リンク
検索フォーム
RSSリンクの表示
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。